幼児期から学童期にかけて習得する言語能力は、その後の成長段階の学習成果に直結します。実際、障害児の療育や教育の現場では、児童のことば(発語・言語理解)の障害のために指導が思うように進んでいないのが現実です。ことばの音楽療法は、1音節の発語から2語文・3語文、そして知育までが療育が可能な指導法で、四半世紀にわたる愛知県での実践で大きな成果を示しました。ことばの障害を持った児童が次々と自らの発語で意思を表現できるようになり、これまでに約500人もの方々が今は社会でより自立度の高い人生を送っています。ことばに難を抱える児童がいらっしゃれば、ぜひご検討ください
日本語には、古来よりわらべうたにみられるラ・ソ・ミの音(例:はないちもんめ)を使った独特の抑揚があります。ことば療法は、名古屋で小・中学校教師を長年勤めた堀田喜久男がこの抑揚をベースにメロディに乗せたもので、ことばの習得と発達を促す上で効果を上げた活動をメソッドとして体系づけたものです。
ことば音楽療法は一般社団法人発達支援協会の商標登録です。
登録番号:第6221161号
発語が遅れる原因にはいろいろ考えられますが、その1つに聴覚認知の障害があります。リズムとメロディ(ピッチの高低差=音程)により音節ごとの認知力を高めていくことで、その後の発語の基盤を作ります。まずは1音節の母音発語から始め、徐々に2音節語から1語・2語文・多語文、そして数字・図形・時間・金銭などの知育へとつなげて、将来の生活自立を目指します。
ことば音楽療法士向け セミナー開催
コロナ禍で増えているリモートセッション
内容
オンラインでのセッション方法を学ぶ
日 時:令和3年2月21日(日曜日)
時 間:前半 10:00~
後半 13:00~ 各1時間
講師:水尻真美香
参加料:会員(無料)会員外(2,000円)
第7回日本ことば療法学会~名古屋開催~
無事終了致しました。
日 時:2019年6月29・30日(土曜日・日曜日)
場 所:日本特殊陶業市民会館(名古屋金山)
人 数:70名
対象者:特別支援学校・学級・放課後等ディサービス・保育士・音楽療法士・言語聴覚士・親御さん他
2020年はコロナ感染拡大のため中止となりました。
第8回ことば療法学会~IN大阪~
日時:2021年6月26・27日(土曜日・日曜日)
場所:大阪府立大学 I site なんば